住宅ローンを借りると、一般的に
「団体信用生命保険(団信)」に入ることになります。
団信とは、住宅ローンの借入者が亡くなったり高度障害になった場合、
住宅ローンの残高が保険金として支払われるというもの。
万一のときに保険金で住宅ローンを完済することができるので、
残されたご家族は住宅ローンの返済を気にせず
引き続き自宅に住み続けることができるのです。
つまり、住宅ローンを組むことで
その分、生命保険の保障額を下げられる可能性があるのです。
また、この団信は、一般の生命保険と違い(フラット35などの例外を除く)
毎月の保険料は金利に含まれ、年齢や性別で保険料が変わらないため、
ご年齢によってはおトクな保険になる場合があります。
そのような場合は、充分な自己資金を持っていても
敢えて保険代わりに住宅ローンを組む
という考え方もあります。
これから住宅ローンを組まれる方は
現在加入している生命保険の内容や、
今後必要になる保障額をもとに住宅ローンの利用の有無や
借入額をお考えになることをお勧めいたします。
ただ、健康状態によっては団信に入れず
住宅ローンを借りられないこともあり得ます
ローンを返済するに従い(残高が減るに従い)
保障額も減るという点には、ご注意下さいませ。